学校法人 佼成学園

理事長挨拶

理事長 椎名 啓至 佼成学園は、昭和29年9月7日に設立され、爾来62年にわたり創立者庭野日敬先生の「建学の精神」に基づき、世の中に数多くの有為の人材を輩出してきました。卒業生の活躍する道は様々ですが、本学園で学んだことを活かし、世のため人のため、平和な社会の発展に大きく寄与して参りました。
 本学園の母体であります立正佼成会は法華経を基盤とする在家仏教教団ですが、その法華経の薬草諭品第五に「三草二木の譬え」という次のようなお話が出てきます。

…地上に様々な草木が生い茂っていました。そこに空いっぱいに雲が広がり、雨が降りそそいできました。小さい草木も中くらいの草木も大きい草木も皆その うるおいを受けて生気を取り戻し、生き生きと成長していきます。草や木はその種類に応じて成長の度合いが違い、咲く花が違い、結ぶ実も違いますが、それぞれがその違いに応じて精一杯素晴らしい花を咲かせ、実を結んでいきます。 仏さまの教え・慈悲はこの雨のようなもので、一切衆生はその雨を受ける大中小さまざまな草木のようなものなのです

 私はこの譬えがとても好きで、学校教育の基本理念ともきっと相通ずるものがあるのではないかと思っています。この譬えに込められた教えのように、同じ佼成学園の中で育っていく生徒の皆さんが、その各々の個性、特徴に応じた素晴らしい花や木(…多くの人に親しまれる桜の花、私たちが安らぎを感じる大樹、心を和ませる野の花など)を力いっぱい咲かせ、力いっぱい実らせてほしいと願っております。
 世界でたった一つだけの花をぜひ佼成学園で学び、咲かせてください。私たちは心を合わせ、力を合わせてその皆さんの努力をサポートしていきます。