この度、高校2年生の小川 慶太郎君が、「お〜いお茶新俳句大賞」において、高校生の部大賞を受賞しました。
これは、全国の高校生から寄せられた約79万点の作品の中から選ばれたトップの栄誉です。

受賞作品
留守番の　具なしラーメン　外は雪

小川さんは、この句を「留守番中、寒い日に食べる具なしラーメンは最高だなぁという気持ち」から作ったと述べています。審査員からは、この情景を「淋しいけれど、一人でいる解放感もあって、まあ満足でした」と心情を含めて読み解かれました。

お〜いお茶新俳句は、季語や定型にとらわれず自由に表現できる「新俳句」を募集するものです。
審査員からは、短い言葉から「等身大の世界観がしっかり伝わるAIには決して生み出せないもの」 や、「ある日ある時の人の心の動きみたいなもの」を捉えた点が評価されました。写真家の浅井愼平氏は、この情景が「誰しもが経験していること」であり、審査員の共感を呼んだと述べています。
小川さんの快挙を心よりお祝い申し上げます。受賞作品は今後、「お〜いお茶」のパッケージにも掲載される予定です。