教科ガイドCourse Guide

教科の特徴・教員紹介

教員より教科の特徴を紹介します。

英語 ENGLISH

発達・学習段階に応じた英語によるコミュニケーション能力を養う

高校3年生までに、英検準1級レベルの英語力を身につけることを目標に、希望する大学への進学はもちろん、海外で活躍できる人材の育成にも努めています。
日本人教員が4技能の育成を目的に「英語を」学ぶ授業を実施するほか、中学では“Practical English”、高校では「英語表現」という科目を通して、ネイティブ教員が「英語で」学ぶ授業を展開しています。また、習熟度別に授業を行うことで、4技能をさらに発展させながら、それぞれの学習段階に応じた英語教育を行っています。

英語科主任 高橋 充

英語科主任 高橋 充先生

国語 JAPANESE

豊かな日本語の世界に触れ、正しい言語感覚を磨き、思考力・判断力を養う

様々な立場や価値観で書かれた文章を正しく読み、新たな知識や考え方を獲得する「国語」という教科は、まさにあらゆる学問の基礎と言えます。授業ではiPadを利用することで、これまで割愛されがちだった他者の考えを知ることや、自分の間違いの原因を追究することも可能になりました。また、知識の獲得に偏ることなく論理的に考える能力や自分の考えを正確に表現する能力を育むなど、生涯にわたって必要となる力を身につけます。

国語科主任 畠 篤史

国語科主任 畠 篤史先生

数学 MATHEMATICS

数量や図形等の概念や法則を理解し、他者と協働して課題を解決

本校の数学教育は、問題を解くだけではなく、答えを導くまでの過程を重視し、生徒が主体的に問題に取り組む姿勢を大切にしています。また、iPadやICT機器を利用した数学的活動を多く取り入れることで、初見の問題にも解答できる思考力・判断力・表現力が習得できます。これらの経験を重ねることにより、生徒は社会の変化に向き合い、数学的な見方・考え方を用いて他者と協働しながら課題を解決、社会に貢献できる力も育んでいきます。

数学科主任 萩原 賢紀

数学科主任 内山 貴雄先生

理科 SCIENCE

自然科学に対する問題解決に向けて、定量的に分析する能力を育成する

中学では、理科実験の基本操作やレポート作成方法を学び、探究活動を通して実験内容を深めながらその結果をプレゼンテーション、討論します。また、自然科学への興味を深め、自ら学ぶ姿勢を身につけることを目標に、海や山など屋外でのフィールドワークを実施しています。高校では、2年生修了時におおよその履修内容を終え、3年生になると大学入試準備はもちろんのこと、大学進学を視野に入れた実験や探究活動を行います。多くの授業でiPadを使った撮影や分析をすることで、より効果的に理解が深まります。

理科主任 秀島 尉浩

理科主任 秋山 哲二先生

社会 SOCIAL STUDIES

社会生活に必要な教養、自ら設定した課題解決を目的に探究的な学びを習得

中学の地理的分野では、学園周辺の地域調査「巡検」を実施、歴史的分野では疑問をもつ習慣づけと、ICTを活用して疑問を調べ考える授業を展開しています。公民分野では、時事的な社会問題を取り上げながら、あふれる情報におぼれることなく、筋道を立てて施策を主体的に立案・合意を形成していく授業を行っています。高校では1年生で地歴・公民の基礎を固め、2 年生からは大学受験科目の学力の習得だけでなく、自ら問いを立て、議論・発表するなど探究する学びの姿勢を育てます。選択した科目を3年間継続して学習できる環境を整え、広く深い知識が得られる学習内容を配置しています。

社会科主任 河野 真巳

社会科主任 河野 真巳

保健体育 HEALTH AND PHYSICAL EDUCATION

運動に親しむ習慣を身につけ、健康な生活に必要な知識や態度を学ぶ

中学では、体力づくりの一環として週 1時間陸上(長距離走)を通年で実施。併せて球技種目や器械体操も行っています。3年生は柔道を行い、基本的な技能を習得します。
高校では、柔道や球技種目、器械体操など、より高度な技術の習得をめざしながら協調性を磨いていきます。生涯スポーツとしての運動の楽しさ、大切さを感じとれるような指導を心がけています。
また、中学・高校の保健ではICTを活用し、多角的視野から健康についての知識が獲得できるような授業を実践しています。

芸術 ART

表現する喜びを経験し、個性豊かな人間性を育む

音楽では、歌唱や演奏、鑑賞活動、作詞作曲活動などを通して、生涯音楽を愛好し育んでいける心情を養うことを目標としています。
美術では、人物クロッキーや静物デッサンなどを通じて、空間を意識した描写力や構成力を養うことをめざします。
書道では、精神的な「静」と腕を動かして作り上げる「動」の世界を同時に表現します。

技術家庭・情報 Technical household · information

さまざまな実習を経験することで、生きる力を身に付ける

中学の技術分野では、1年生で情報処理の基礎を習得し、探究やICT活用の土台を作ります。2年生からはものづくりを主とした授業を通して問題を工夫し解決する力を養います。家庭分野では自立した生活者をめざし、授業・実習を通して衣食住や消費生活についての知識を習得します。
高校から学ぶ情報では、IoTやAIの時代に必要なスキルと世の中の情報を自分で観察、洞察、分析、表現するための能力をプログラミングなどの授業を通してより発展的に学んでいきます。

人間教育 Human education

「佼成の道徳」( 中1・中2 )

本校が創立以来、長年蓄積してきた独自のノウハウをもとに組み立てられたオリジナルの道徳の授業。自分の将来の目標に向かって前向きに努力できる基本姿勢を身につけます。

「佼成よのなか科」( 中3 )

「よのなか科」の授業は、世の中で活躍する多彩なゲストを迎えます。実際の世の中とつなげることで、大人でも簡単に答えを導き出せないテーマについて、中学生が仲間と一緒に意見を出し合いながら、自分なりの考えを鍛え上げていく時間と空間…それが「よのなか科」の授業です。