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全国規模の中高生の探究コンテスト「自由すぎる研究EXPO2025」(株式会社トモノカイ主催)において、全国8,352件の応募のなかから、本校から金賞4件、入選26件 入賞いたしました。
本校では、自分自身の関心ごとや課題意識から探究テーマを決めることを大切にしているため、まさに自由すぎるテーマの探究が沢山生まれていて、毎年このコンテストで多くの生徒が入賞しております。
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また、金賞を受賞した3名は、9月14日に行われた「未来の先生フォーラム2025」という教育関係者向けのイベントにて、自身の探究内容の披露とエピソードトークを行いました。3人の発表は、多くの教育関係者に対しても手本となる素晴らしいものでした! | ![]() |
<金賞>(全国上位100件)※金賞は入選にも含みます
○デジタル・サステナビリティ賞(ソフトバンク株式会社)
○緑の下のまちづくり賞(静岡鉄道株式会社)
高3 羽山 侑多郎(2冠)「小学生向けのセキュリティ教育カリキュラムの開発」
○旅人リスペクト賞(株式会社 日本旅行)
高3 森 海人 「スキー場の“夏の顔”を 電動自転車シェアリングサービスでつなぐ~地域活性化計画~」
○モルおじさん賞(三井化学株式会社)
高3 濱野 慧 「岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地地域から産出する微化石」
<入選>(全国上位1017件)
高3 神崎 大地 「ガマノハアブラムシの有翅個体の出現条件について」
高3 北原 馳大 「ポンポン船の推進力はパイプ形状によって変わるのか?」
高3 千葉 碧生 「視覚×心理!ー広告ポスターの成功法則ー」
高3 ZENBRIDGE(市川 航、住田 爽太)「お寺支援プロジェクト(文化×体験観光)」
高3 Freesia(内田 淳宏、大山 颯真、前田 澪、今村 生、藤嶋 浩寿)「ディスレクシア支援ツール「すべての子どもに教育の機会を」
高3 志水 一悟 「思い出を“食べて”展示する私だけの記念博物館 MEMORY×EAT」
高3 木村 奏斗 「バロック時代とバッハ独自の奏法に拠ってバッハのピアノ曲を現代のピアノでどう弾くべきか」
高3 玉置 瑞 「世界の伝統的な笛の多様性を考察する」
高3 堤 悠太 「農業×都市部の若者=PITON〜「ちょっと育ててみたい」が農家を救う〜」
高3 髙木 勇翔 「ハナムグリムグリの後脚の突起構造について」
高3 神尾 良 「不起訴の合意の対策」
高3 伊藤 怜 「人が住みたいと思う町の特徴は?」
高3 寺村 多聞 「ヒキガエル腹部に見られる斑紋の生存上利点の考察」
高3 今泉 仁樹 「ロボットグローブが拓く、新しいリハビリの道」
高3 宮沢 豪 「金魚が好む色の環境に関する実験」
高3 髙橋 監成 「カンボジアの貧困層に向けた日本食」
高3 千葉 広大 「サイコロは公平か?高さと持ち方による確率偏差の検証」
高3 鈴木 真理 「感情を理解できる、入院中の中高生に特化したAIお悩み相談サービスの開発」
高3 茂田 紘典 「女子サッカーの人気向上と日本サッカーの発展」
高3 真島 蒼 「反射神経の強化について」
高3 藤原 和樹 「保護者の理解が変える不登校児の未来-家庭内対応の変化が子どもに与える影響」
高1 土田 麗音 「逆にオナモミで面ファスナーを作る」
高1 江田 悠人 「国内外来種カワムツと在来種オイカワの相互作用」
2025年8月7日(木)、元ゴールドマンサックスの共同責任者で、現在、投資家としてご活躍されている田中渓氏にお越しいただき、高校2年生のグローバルコース生徒と卒業生たちとの間で座談会を行いました。
座談会では、田中様の高校時代のお話や意思決定に関するお話をいただきました。
生徒からの「継続するためのコツ」、「まじめさの価値について」、「意思決定をする際に気を付けるべきことは」、「加速度的に成長するためには」といった質問について、田中様から、ご自身の高校生時代やこれまでのご経験を踏まえ、一つひとつに丁寧にご回答いただきました。
特に、プロジェクトを遂行するにあたって、どういう役割を担って貢献したのか。そして、失敗したときに、他責にせずに誠実に反省して、原因を確かめ、次につなげられるか。「OwnershipとResponsibility、そしてやり切る力」の重要性など、具体的な事例を踏まえながらご説明いただきました。
また、夏休みに際し、自分が今持っているものは何か、目標を達成するために何ができるか、この夏、自分を知るための「自分自由研究」をしてみてはとお話がありました。ぜひ、この経験を生かして取り組んでほしいと思います。
昨年、JSEC2024(第22回高校生・高専生科学技術チャレンジ)にて朝日新聞社賞を受賞した卒業生(当時高校3年生・現在 慶應義塾大学1年)の小野克己君が国際科学技術フェアISEF2025に出場しました!引率教員からの報告が届きましたので掲載します!
2025年5月11日〜16日、アメリカ・オハイオ州コロンバスにて、自然科学研究における世界最高峰の大会「国際学生科学技術フェア(ISEF)2025」が開催されました。卒業生の小野克己君が日本代表として出場し、私はその引率として現地に同行しました。
研究タイトルは“Research on the conservation, growth conditions, and ecology of Unionoida”(『イシガイ目の保全・生育条件・生態に関する研究』)です。
残念ながら、入賞には届きませんでした。しかし、小野君とともに「やり切った」「最高だった」と胸を張れる経験となりました。三年以上にわたり地道に研究を続けた小野君の姿は、本物の探究者そのものでした。
また、大会を通じて全国の理科教育に熱意を持つ先生方と交流することができ、大きな刺激を受けました。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の方々も多くいらっしゃいました。世界は広いのですが、日本まだかなり広いです。私の知らない世界がたくさんありました。その上で、SSHではない本校だからこそできる挑戦があると、改めて実感しました。
今回の挑戦を支えてくださった多くの皆様に、心より感謝申し上げます。応援してくださった方々、留守中の業務を支えてくれた同僚たち、真剣に学校生活に向き合ってくれている生徒たちの協力があってこその経験でした。
「最初で最後かもしれない」と臨んだ大会でしたが、今は「また挑戦したい」という気持ちも芽生えています。この経験を、今後の教育活動にしっかり生かしてまいります。
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本校の中学野球部が、杉並区中体連春季研修大会にて優勝を果たしました!
これにより、7月から始まる「第57回東京都少年軟式野球大会」への出場が決定しました。引き続き、皆様のご声援をお願いいたします!
本校中学野球部のホームページにその内容が掲載されています。
記事はこちら。
3月27日に行われた東京大学先端科学技術研究センター主催の「先端研ユースアカデミー2024高校生研究員成果発表会」に、第10回高校生国際シンポジウムでの化学・地学・環境 スライド発表部門最優秀賞を受賞した高校2年の濱野 慧 君がゲスト発表者として招待され、ポスター発表を行いました。
東大の研究者の方々や、他の参加校の生徒と議論を通じて交流を深め、この先の研究を深めていくための貴重な機会となりました。
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本校では毎年度末に総合探究の成果発表会が実施しています。今年度は中1〜高2までの各学年で優れた探究活動を行っている生徒による代表発表を聴講し、探究活動のモデルケースを学年縦断形式で学びました。
発表会では、学外から中高生の探究学習に精通した審査員の方々を招聘し、代表生徒の発表へ鋭い指摘や質問、温かい助言を沢山いただきました。
さらに、東京都立大学准教授 福田公子先生に基調講演として中高生が探究に取り組む意義についてお話をしていただきました。福田先生からは、探究活動を行う目的は「将来の夢を見つける力を身につけること」。そして、そのために「既知の問題を解決する力」「未知の問題を解決する力」「未知の問題を見つける力」の3つが必要だと教えていただきました。
佼成学園では、課題発見・課題解決の両方の力を中高5年間の探究活動を通じて身につけ、大学進学そして社会に出てからの自分の未来像を描ける生徒の育成を目指しており、福田先生のご講演は探究活動に取り組む生徒達にとって大変有意義なものになりました。
本校Instagramで中学・高校の発表会の様子の動画を公開していますので、そちらもぜひご覧ください“
※ お越しいただいた外部招聘審査員の方々
福田 公子 様 東京都立大学 理学部 准教授
ダッタ・シャミ 様 岡山理科大学 教育学部中等教育学科 教授 中等教育学科長, 国立台湾師範大学 客員教授
芦野 恒輔 様 株式会社クアリア 代表取締役
佐瀬 友香 様 株式会社トモノカイ 未来教育創造室 自由すぎる研究®EXPO運営事務局長
岩井 進悟 様 株式会社 マイパレ 共同代表理事 株式会社 Logic Link CEO
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本日、東京大学の合格発表が行われ、理科一類に一名が現役合格しました!
ほか、国公立大学へは大阪大学現役1、北海道現役1既卒2、東北大学現役1既卒1、筑波大学現役2名、名古屋大学既卒1名などの合格の報告が届いています!
2月9日~2月12日、中学2年生は立命館アジア太平洋大学にて語学研修を実施しました。
初日は空路別府へ移動後、APU留学生「グローバルリーダー」と合流して鉄輪温泉フィールドワークおよびかまど地獄の見学を行い、温泉の街別府ならではの取り組み等について英語で学びました。
2日目と3日目はグループ活動です。グループごとに1人ずつ「グローバルリーダー」がつき、研修をサポートしてくれました。自分のグループのグローバルリーダーのみならず、様々なリーダーに質問することで、その人の人となりや人格形成にかかわっている文化的背景を知ります。そして、その人格の目指す先となる「ロールモデル」について学ぶことで、自身の進路について考えるきっかけとなりました。
最終的には、生徒一人ひとりにロールモデルについて考えてもらい、その観点を使って自分の夢(進路)について考え、英語で発表を行いました。
最終日には、キャンパスツアーの後、APUを卒業後に日本で起業した元留学生の方に講演をいただきました。
短い期間でしたが、語学研修のみならず、進路について考えることができた貴重な機会となりました!
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2月1日~2月6日、中学2年グローバルコース生はマニラ平和学習プログラムに行ってきました。初日と最終日はほぼ移動日であるため、実質4日間のプログラムです。
本校の中学グローバルコースにおける海外研修では、次の3つを柱としています。
①それまで学んできた英語をアウトプットする場であること
②本校の建学の精神「平和な社会の繁栄に役立つ若者の育成」にのっとり、「平和」について考える機会をもつこと
③各国の同世代の子どもたちとの交流
第二次世界大戦時の「バターン死の行進」スタート地点にて献花を行い、そこからフレンドシップタワーまで歩きました。1942年の死の行進では、フィリピン軍・アメリカ軍の捕虜が83kmにわたり歩かされ、多くの命が失われました。このプログラムで歩いたのはその中のわずか1km足らずでしたが、炎天下で当時の捕虜たちが置かれた過酷な状況をわずかながら実感することができました。フレンドシップタワーでは、BCYCC(バターンキリスト教青年会)メンバーと本校生徒代表が献花と挨拶を行い、平和への祈りを捧げています。
訪問した戦争博物館では、「死の行進」のジオラマや当時の写真が展示されており、日本軍が捕虜たちに対して行った非人道的な行為が克明に描かれています。普段、日本国内で学ぶ戦争の歴史はどうしても日本目線のものが中心ですが、ここでは「フィリピンの視点から見た戦争」に触れることができ、生徒たちにとって新たな視点を得る貴重な機会となりました。
国際交流は3回行いました。相手はBCYCCメンバー、バターン州立大学の学生、アテネオ大学附属中学校の生徒です。英語で交流をしたり、お互いにダンスや歌を披露し合ったり、ゲームをしたりと、会場は常に活気にあふれていました。
中学校に入学してからの2年間、中学グローバルコースの生徒たちは、英語力を高め、知見を広げながら大きく成長しています!
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本校では中学3年生の希望者を対象に、「ニュージーランドターム留学」を実施しています。参加者は第3学期の約2か月半の間、親元を離れてホームステイをしながら現地校に通います。
1月16日、今年度の希望者9名が、ニュージーランドターム留学に出発しました。最初の1週間は、語学学校に通って現地校での生活に備えます。
早速最初の週末を終えましたが、日本から持参した手巻き寿司セットでホストファミリーに手巻き寿司を振る舞ったり、ビーチに行ったりして充実したスタートを切ることができたようです。
毎年、このターム留学に参加する生徒たちは、英語力だけでなく、心身ともに大きく成長して帰ってきます。今年度の参加者は3月23日に帰国予定です。彼らもそれまでにさまざまなことを経験し、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってきてくれることでしょう!
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