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昨年、JSEC2024(第22回高校生・高専生科学技術チャレンジ)にて朝日新聞社賞を受賞した卒業生(当時高校3年生・現在 慶應義塾大学1年)の小野克己君が国際科学技術フェアISEF2025に出場しました!引率教員からの報告が届きましたので掲載します!
2025年5月11日〜16日、アメリカ・オハイオ州コロンバスにて、自然科学研究における世界最高峰の大会「国際学生科学技術フェア(ISEF)2025」が開催されました。卒業生の小野克己君が日本代表として出場し、私はその引率として現地に同行しました。
研究タイトルは“Research on the conservation, growth conditions, and ecology of Unionoida”(『イシガイ目の保全・生育条件・生態に関する研究』)です。
残念ながら、入賞には届きませんでした。しかし、小野君とともに「やり切った」「最高だった」と胸を張れる経験となりました。三年以上にわたり地道に研究を続けた小野君の姿は、本物の探究者そのものでした。
また、大会を通じて全国の理科教育に熱意を持つ先生方と交流することができ、大きな刺激を受けました。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の方々も多くいらっしゃいました。世界は広いのですが、日本まだかなり広いです。私の知らない世界がたくさんありました。その上で、SSHではない本校だからこそできる挑戦があると、改めて実感しました。
今回の挑戦を支えてくださった多くの皆様に、心より感謝申し上げます。応援してくださった方々、留守中の業務を支えてくれた同僚たち、真剣に学校生活に向き合ってくれている生徒たちの協力があってこその経験でした。
「最初で最後かもしれない」と臨んだ大会でしたが、今は「また挑戦したい」という気持ちも芽生えています。この経験を、今後の教育活動にしっかり生かしてまいります。
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