【探究】全国高校生MY PROJECT AWARD 2022 ベストオーナーシップ賞受賞!

第66回全国学芸サイエンスコンクールで赤尾好夫賞を受賞した高校3年坂口貴哉くんが、全国高校生MY PROJECT AWARD 2022の地方審査を突破し、3/25-26に開催される全国Summit(オンライン)に出場しました。そして最終審査の結果、最も主体性のある探究活動に送られる「ベストオーナーシップ賞」を受賞いたしました!

テーマは「100年後の未来に豊かな自然を!ヒトとケモノを繋ぐRe.BONEプロジェクト」で、今年度は全国1751件の応募総数のうち代表48件に、そしてファイナリスト6名に選ばれました。

 

本大会は、探究学習を実践している全国の高校生が一堂に会し、活動の発表・参加者との対話を通し
て次の一歩を考える、日本最大級の「学びの祭典」です。

坂口君は卒業しましたが、彼のプロジェクトは今後も続いていきますので、今後も応援のほどよろしくお願いいたします。

令和4年度高校卒業式が挙行されました

3月19日、高校卒業式が挙行され、227名が無事に卒業を迎えました!
コロナ禍による休校期間から始まった高校生活でしたが、無事にこの日を迎えました。
謝恩会の開催や吹奏楽部の演奏など、例年に近い形での式を挙行することができ、卒業生にとっては大切な一日となったと思います。ご卒業、誠におめでとうございます!

〜卒業の言葉〜

暖かな日差しとともに桜の蕾が膨らみ始め、春の陽気を感じられる季節となりました。本日は私たちのため、このような素晴らしい式を開いていただき、ありがとうございます。卒業生一同心より御礼申し上げます。本日、私たち 227 名は佼成学園高等学校を卒業します。

6年前の春、私たちは佼成学園に入学しました。これから始まる中学生活に期待を膨ら ませながらも、私はどこかで不安を抱いていました。しかし、優しい先生や先輩方、新しく出会った仲間たちのおかげで、そのような不安は自然と晴れていき、佼成学園中学校での3年間をとても充実したものにすることができました。所属した中学アメリ カンフットボール部では全国大会優勝を成し遂げ、部活動の仲間たちとは高校でもアメフト部に入部し、みんなで全国制覇を目指そうと固く誓い合いました。

そして 年前、私は仲間たちとともに佼成学園高等学校に入学しました。しかし、そ の高校生活は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、入学式、オリエンテーション、文化祭など、ほとんどの行事が中止になってしまうというものでした。授業もすべてオンラインに切り替わり、ひとり画面と向き合う毎日で誰ともつながることができず、この先の高校生活が不安で仕方ありませんでした。2学期からは少しずつ通常授業 が再開されることとなり、久しぶりに担任の先生、クラスメイトと教室で顔を合わせ ることができた時には、心から安心したことを覚えています。

また、新型コロナウイルスは部活動にも大きな影響をもたらしました。せっかく中学生の頃から憧れていたロータスに入部したにも関わらず、高校最初の春季大会が中止になってしまい、オンラインのトレーニングばかりの毎日に心が折れそうになりまし た。それでも、仲間たちとの誓いを思い出し、一生懸命部活動に取り組みました。毎日朝早く起きて朝練を行い、眠い目をこすりながら授業を受け、授業が終わると夜の8時まで練習。そんな日々を過ごしていました。私たち高校アメリカンフットボール部は 全国制覇を目標に掲げ、その実現のため、一人ひとりが、そしてチームがどうすればよ いかを真剣に考えながら、日々練習に取り組んでいました。
そして迎えた高校2年生 のクリスマスボウル。私はここで高校最初の挫折を味わいました。先輩から引き継ぎ、 必死で追いかけてきた連覇というロータスの目標を叶えることができず、敗戦してしまったのです。私はこの悔しさを胸に来年は必ずロータスの仲間たちとともに全国一を奪還しようと心に誓いました。

しかし高校3年生に進級すると、次第に部活と勉強との両立が難しくなってきて、私 は部活の休部を考えるようになりました。このことを相談すると、母親は涙を流しながら反対しました。また、全国制覇を誓い合った仲間たちからも責められるのではないかと正直不安に思いました。
しかし最後には、両親は私の選んだ道を応援してくれ、部活動の仲間たちも「お前がどっちを選んでも応援するよ。たとえ受験を選んだとしても、それが終わったらいつでも待っているから」と背中を押してくれました。あのと き私の決断を尊重してくれた両親と仲間たちには感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます。

そこからは一般受験の勉強をしつつも、総合型選抜で合格を決めて、一日も早く部活に戻ることを目標にしました。最初はなかなか思うようにはいかず、気持ちばかりが焦ってしまいました。
そのような中、私は第一志望校の合格発表日を迎えました。教室には部活動の仲間だけではなく、多くの友だちが集まってくれました。結果は「合格」。これまでの努力が報われたことに安心すると同時に、私の決断を応援してくれた 部活の仲間たちが、自分のことのように泣きながら喜んでくれたことが何よりも嬉しかったです。

私が受験を終えて部活に戻ったとき、アメフト部はクリスマスボウルに向けて猛練習をしているところでした。今まで迷惑をかけた分を少しでも取り戻そうと、私はみんなと練習に励みました。
そして試合の一週間前、ポジションコーチから突然スタメン に戻すと言われ、嬉しい反面、半年ぶりの試合が全国の舞台になることに緊張を覚えました。それからの毎日は、朝から晩まで練習に取り組み、隙間の時間ではプレーブッ クを読み込んで、仲間たちとの誓いを絶対叶えようと頑張りました。
そして迎えた高 3 のクリスマスボウル。前半 7 点ビハインドで折り返した時はどうなるかと思いましたが、後半全員の力で逆転して勝利をものにすることができました。中学の頃からの夢 を叶えられたときにはとても感動し、全員で泣きじゃくったことを覚えています。

私が高校生活において一番成長できたと思うことは、自分の進むべき道を自分で決め、 一歩踏み出す勇気を持つことができたということです。どのような道を選んでもその道が正解かどうかなんて誰にも分かりません。だからこそ、真剣に取り組み、本気で向 き合うことに価値があるのだと思います。この先、私たちの進む道にはいくつもの苦 難があることでしょう。それでも私たちは自分が選んだ道を力強く邁進していきます。

そして、これまで充実した毎日を送ることができたのは、やはり周りの人の支えがあったからこそだと思います。勉強はもちろん、人との関わり方や物事に対する姿勢について教えていただいた先生方、6 年間をともに過ごした同級生のみんな、そして何よ りも常に私のことを気にかけてくれ、いつでも味方でいてくれた両親には感謝しなければなりません。佼成学園での全ての出会いが、私を成長させてくれました。本当にありがとうございます。

最後になりますが、佼成学園の更なる発展を祈念して私の卒業の言葉とさせていただきます。

令和4年度中学卒業式が挙行されました

3月18日、中学卒業式が挙行され、本年度の中学3年生158名が無事に卒業を迎えました!
入学時からコロナ禍による様々な制限を受けながらの学校生活でしたが、オンライン授業やはじめての登校での「新入生出発式」、国内での修学旅行など様々な工夫をしながらこの日まで来ることができました。
ご卒業、誠におめでとうございます!

入学時の様子はこちらです!↓

佼成学園創立70周年 記念事業寄付金の募集について

佼成学園は令和6年に創立70周年を迎えます。
杉並区和田に校舎を構える佼成学園中学校・高等学校は、現在までに多くの卒業生を国内外に送り出してきました。

90年代には校舎の建て替えを行い、近年では運動設備のリニューアルやICT設備などの導入、職員の採用やカリキュラムの充実など、次代をリードする人物の育成のために様々な分野で投資をしております。
70年間積み重ねてきた歴史を100年、さらにその先に関係者一丸となって歩みを進めていきたいと考えております。
また、今後も時代のニーズに即応した教育を推進し、素晴らしい人物を世界に輩出することに努めていく所存です。

この度、創立70周年記念事業寄付金を募集することとなりました。
教育機関の使命を果たすために皆様の力をお貸しください。


記念募金の詳細、寄付の納入方法については上記バナーよりご確認ください。

【探究】第66回全国学芸サイエンスコンクール 赤尾好夫賞 2名受賞!!

第66回全国学芸サイエンスコンクール(旺文社主催)で、総合探究の論文を出品した2名の生徒が全国最終審査に残り、その結果、赤尾好夫賞(入選)を受賞いたしました!
このコンクールは1957年から続く、日本学生科学賞と並ぶ歴史・権威のある大規模な全国コンクールで、小中高合わせて9万件ほどの応募総数があります。おめでとうございます!

<写真左> 人文社会科学研究部門 赤尾好夫賞(入選1等)
高校2年 上村遼「天守の意匠としてなぜ鯱を据えたのか」

→全国502件の応募の中から4位に入賞したことになります。
※  上村くんが「第8回高校生国際シンポジウム」で最優秀賞を受賞した原点となる研究です。

<写真右>自然科学研究部門 赤尾好夫賞(入選2等)
高校3年 坂口貴哉「人間社会と野生鳥獣の持続可能な共生を目指して〜ジビエを起点としてヒトとケモノを繋ぐ〜」

→全国119件の応募のなかから5位に入賞したことになります。
※ 坂口くんはこの研究をブラッシュアップしたプロジェクトで3/25-26に行われる「全国高校生MY PROJECT AWARD 2022 全国Summit」に出場します!

【グローバルコース】 チーム SWAT Social Innovation Relay2022-2023 全国3位入賞

2月 26 日(日)に Social Innovation Relay2022-2023 の国内決勝が行われました。

Social Innovation Relay は身のまわりの課題をみつけ、解決に向けてビジネス化するためのプランを企画提案し、国内大会優勝チームは、約 10 ヵ国が参加するオンラインの国際大会に出場します。書類での一次審査、コンセプトペーパーの二次審査を経て決勝に残った7チームはメンターの助言を受け、ビジネスプランをブラッシュアップしてきました。

当日は全国から 7 チームが世界大会への切符をかけてプレゼンテーションを行い、本校からはチーム SWAT、チームエンターファイナンスの 2 チームが決勝に残りました。審査の結果 SWAT が3位に入賞しました。チーム SWAT は自分たちの探究活動の体験から全国の探究活動を行っている高校生の支援をするためのアプリ「MIKATA」を開発し、普及を目指してプレゼンテーションを行いました。

3 月 14 日(火)より実施されるボストン研修では現地の起業家に直接プレゼンテーションをする予定です。

【探究】KOSEI探究の真骨頂! 高校生国際シンポジウム 文部科学大臣賞を含む3件入賞!!

一般社団法人Glocal Academy主催「第8回高校生国際シンポジウム」において、一次審査(書類選考)を通過した高校2年藤山慶人くん、上村 遼くん、奥田太陽くんの3名が2月21日~22日、鹿児島県宝山ホールにて行われた本大会に参加し、探究成果の口頭発表を行いました。
この大会は、人文科学,自然科学,社会科学をはじめとした幅広い分野の研究を扱う発表審査会で、ハイレベルな研究を行っている高校生が集う全国規模の大会です。

本校からは初めての本大会参加となり、他校の発表のレベルに圧倒されつつも、3人はこれまで自分がやってきた探究の内容を誇りに、そして発表練習を重ねた自信を胸に、堂々と発表をすることができました。
その結果、本校から「本選出場3名とも入賞」「最優秀賞2名受賞」そして、グランプリに値する「文部科学大臣賞受賞」という3つの快挙を成し遂げてくれました!おめでとうございます!

なお、最優秀賞を受賞した2名は7月にシンガポールで行われるGlobal Link Singaporeへの推薦参加資格が与えられます。
彼らの探究活動はこれからも続きます。今後もKOSEIの探究にご期待ください!

生物学分野 最優秀賞 & 文部科学大臣賞 (全分野の最優秀賞の中でのトップ)
藤山 慶人「カルシウムがザリガニに与える影響」

人文科学・教育分野 最優秀賞(分野 金メダル相当)
上村 遼「天守の意匠としてなぜ鯱を据えたのか」

社会科学・環境・防災分野 優良賞(分野 銅メダル相当)
奥田太陽「乳幼児連れの親が安心・快適に航空機を利用してもらうためには」

【グローバルコース】【高2】 アントレプレナーシップ最終発表会

「性善説に基づかずに社会課題を解決しているところがすごい」、「社会課題を語っているが、根っこにある強烈な原体験はなにか?」
起業家同士の本気のやり取りが繰り広げられる白熱の時間になりました。

2月 18 日(土)高校2年グローバルコースのアントレプレナーシップ最終発表会が開催されました。当日はたびふぁん代表の西岡さんを迎え、1チーム3分のピッチを行いました。これまで多数のビジネスコンテストにエントリーし、「出げいこ」を経て練り上げられた発表は、全チームが内容面、伝え方ともに非常に高いレベルに仕上がっており、来賓の方々も正直に驚いていました。

グローバルコースの生徒は高校1年から起業家精神育成プログラム Project:LEAP に取り組んでいます。2年目となる今年は「社会への価値提供を実践せよ」というミッションに対して各チームがアイデアを構想し、試作品を作り、検証改善し、製品化を目指しています。大企業と連携しているグループや、実際に会社を登記したグループもあり、生徒たちは学生という域を超え、一起業家です。

ピッチの内容も素晴らしかったのですが、多くのチームが最終発表会を「終わり」ではなく、今後継続していく想定であるのが際立っていました。彼らにとって自身のプロジェクトは、自らの情熱に基づき、社会と関わるものであり、今後もずっと続いてくものです。
この後生徒たちは今回の発表をベースにし、3/14(火)より実施されるボストン研修で現地の起業家たちにピッチを行います。
アントレプレナーの卵たちの旅は続きます。

【アメリカンフットボール部】TBSテレビ THE TIME, フジテレビ系「ミライ☆モンスター」で放映されます

【テレビ放送のお知らせ】

2月14日(火)6:50頃〜
TBSテレビ「THE TIME, 」
「全国中高生ニュース」で佼成学園LOTUSが紹介されます。
是非ご覧ください。

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本校の高校アメリカンフットボール部LOTUS 主将であるQB小林伸光がフジテレビ「ライオンのミライ☆モンスター」で取り上げられ、1/29(日)11:15〜11:45放送で紹介されます。皆様、是非ご覧ください。

詳しい内容や放送時間については番組ホームページをご覧ください。

 

 

 

【高1】グローバルコース生、国際基督教大学(ICU)訪問!

本校の高校1年生グローバルコース生が国際基督教大学(ICU)を訪問しました。

ICUの建学の精神とミッションについての講義を受け、リベラルアーツを体感することができました。また、本校で進めているアントレプレナーシップのプロジェクトについてプレゼンテーションをする機会をいただき、本気のフィードバックを得ることができました。その後、広大なICUのキャンパスを見学し、生徒たちは大いに刺激を受けたようでした。
普段とは違う「大学」という舞台でプレゼンテーションをし、日々第一線で研究をしている方々からのフィードバックを得て、生徒たちは気持ち新たに学びに取り組んでいく決意ができた素晴らしい機会になりました。


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